出産に向けて

妊娠したら分娩方法を考えるべき

2016.03.15

分娩方法にはさまざまな種類と特徴があります。

まず帝王切開があげられます。母体側に自然分娩ができない何らかの事情がある場合、赤ちゃんの方に原因がある場合と理由はさまざまです。手術なので全身麻酔あるいは部分麻酔のどちらかになりますが、麻酔自体赤ちゃんに悪影響はありません。入院は自然分娩より長めになります。

吸引分娩は、産道に赤ちゃんが引っかかって出てこられない場合、カンシや吸引器具をつかって赤ちゃんを引っ張り出す方法です。赤ちゃんの頭の形が一時的に変形することはありますが、すぐに元に戻ります。

次に自然分娩です。陣痛の波に合わせて、いきむことで赤ちゃんと母親双方の力で出産に至る方法です。陣痛の到来と前後して破水することもあります。いよいよ出産間際になると波は無くなり強い痛みが襲ってきます。子宮口は10センチ大に全開し、赤ちゃんの頭が見え始めます。この段階で会陰切開をされるケースが圧倒的に多くなっています。

最後に無痛分娩です。痛みが恐怖でどうしても避けたい妊婦などこの方法を選ぶことがあります。また、人手がいるので計画的に行ないます。妊娠中から主治医と計画的に話を進めたうえで計画されることが多いようです。

自分に合った分娩方法で元気な赤ちゃんを生みましょう。